生成した音楽をAmazon Musicで聞こう

音楽生成AIで作った曲をどのように聴いていこうか?
Sunoで聞く(Webアプリ・モバイルアプリ)のでも十分ですが、
できれば普段他の音楽を聴いているストリーミングサービスでも聴いてみたい。

そんな時は、アーティスト・楽曲をAmazon Musicで登録して、アプリで聴いてみよう!
また、他のユーザーさんにも聴いてもらえたら…ということで手順をご紹介させていただきます。


生成AIで作曲中の画面

Amazon Musicに早速サインインして楽曲アップロードをしたいのですが、
現状、直接アカウント作成+楽曲をアップロードはできず「オンライン音楽配信代行サービス」を使って配信することになります
したがって「Sunoで音楽を作成 → DistroKid経由でAmazon Musicに配信」までの流れで登録していきます。

🎧 1. 音楽生成AIで楽曲を制作

まずは 音楽生成AIですごく優秀なSuno を使って、楽曲を作ります。
SUNOの個別具体的な使い方などは諸々情報がありますので割愛させていただき、
生成した楽曲をアップロードする準備をします。

1-1. SUNOにアクセス、楽曲のメニューを開きます

生成AIで作曲中の画面

1-2. WAV形式の Audioファイルをダウンロードしておきます。

生成AIで作曲中の画面

注意事項
著作権など楽曲の権利について
SUNOは有料プランのみ、楽曲の著作権や、楽曲の商用利用を認めています。
SUNOの無料体験で作った楽曲は規定外のもののため、有料プランに登録が必要です。

📤 2. DistroKidに楽曲をアップロード

完成した音源(MP3/WAV)を DistroKid にアップロードしていきます。

2-1. DistroKidにサインアップします。

メールアドレス・Googleアカウント・Appleアカウント等でログインしてください。 生成AIで作曲中の画面

2-2. ログインし支払いに進みます。

「DistroKid」は、最安値のプランでも楽曲のアップロード数が無制限なのが強みになります。 生成AIでは短時間に多くの楽曲を作成できますので、そのほかの音楽配信代行サービスと比べた時には、ベストな選択になりそうです。 料金プランを選択し、その後の手続きは画面に沿って進めてください。

DistroKidのアップロード画面

2-3. 楽曲のアップロードを進めます。

  • 配信先:基本的にデフォルト設定で問題なし。全てチェックをつけていて問題はないと思います。
  • 楽曲数:シングル
  • すにリリースされているか:いいえ
  • アーティスト名:基本的に自由に設定可能なのですが、Amazon Musicの場合”今すでに登録されているアーティスト名”と被らないようにするというのが非常に重要です。Amazon Musicの検索画面ですでに同じ名前のアーティストがいないかいないか確認してください。
  • すでに登録されているアーティストか:いいえ Spotify、AppleMusic、Youtube Musicは、「いいえ」で選択すれば、Distro Kidが勝手に各プラットフォームでアーティストを作成してくれます。

DistroKidのアップロード画面

  • リリース日:デフォルト設定

  • レーベル名:デフォルト設定

  • ジャンル:楽曲のジャンルを自由に選択できます

  • ジャケット:正方形の画像を用意します。3000px × 3000px の用意は難しいですが、プラットフォーム上では、かなり綺麗に表示されますので解像度高い画像の用意をお勧めします。

  • トラック:楽曲名を入力(他のアーティストと被っても問題なし) DistroKidのアップロード画面

  • オーディオファイル:先ほどのWAVファイルを選択します

  • ソングライター:本名で登録します。

  • 価格:デフォルト(0.99ドル)にします。 DistroKidのアップロード画面

なぜ本名での登録なのか?
1.著作権管理団体(JASRAC・NexToneなど)への正確な登録
日本や各国の著作権管理団体に作品を登録する際、「誰が作詞・作曲をしたか」を確実に把握する必要があります。
本名を使って登録すると、同姓同名の別人と混同されにくくなり、ロイヤリティ(印税)の分配ミスを防げます。
2.契約・支払い(ロイヤリティ受取)のための法的確認
配信や出版の契約書を交わす際、支払先(著作権者)が実在の誰であるかを明確にしておかないと、「だれにいくら払うか」が決まらず、支払いが進みません。
銀行振込や税務処理で「登録された名前」と「銀行口座の名義」「マイナンバー/納税者番号」が一致している必要があります。
3.税務申告・源泉税処理の正確性
配信プラットフォーム(Spotify、Apple Music、DistroKid など)は、発生した印税を支払う前に税務書類(W-8BEN など)で名前や納税者番号を照合します。
ペンネームだけだと税務上の本人確認がとれず、書類不備で「源泉徴収率が高くなる」「支払いが留保される」リスクがあります。

2-4.アップロード

「続ける」ボタンを押して楽曲アップを開始します。 自動マスタリング画面が出てきます。やはり調整後の方がうまく音圧?が調整されているように感じますが、 有料のため、ここはスキップして進みます。

DistroKidのアップロード画面

以上で楽曲を音楽配信プラットフォームから出してもらう準備が整いました。 あとは発売日が来たら、アプリ等で確認するだけですね。

DistroKidのアップロード画面

🚀 3. Amazon Musicで結果を確認。

一度、Distro Kidにアップしてしまえば、あとは配信日まで待つだけです。 アーティストページが作られているか、確認してみましょう。

生成AIで作曲中の画面

✍️ まとめ

生成AIの進化で、音楽制作〜配信〜プロモーションまで個人で完結できる時代が来ています。